7/24開始の「新信長公記」挿入歌です。第1話でこの「敦盛」を信長役の永瀬廉さんが舞い、みやび役の山田杏奈さんが歌いました。その耳コピ、Cubaseで打ち込みです。
バックミュージックはオーケストラに和楽器を加えました。歌はボーカロイドの「桜乃そら」を加工して作りました。
「敦盛」は信長が好んだ舞で、桶狭間の戦いの前にも舞ったとされています。
ここで使われている歌詞は以下の通り
草葉に置く白露、水に宿る月よりなほあやし
金谷に花を詠じ、榮花は先立つて無常の風に誘はるる
南楼の月を弄ぶ輩も 月に先立つて有為の雲にかくれり
人間五十年、化天のうちを比ぶれば、夢幻の如くなり
一度生を享け、滅せぬもののあるべきか
また意味は以下の通りです。
この世は草葉についた水滴や、水に映る月より儚(はかな)いものだ
晋で栄華を極めた金谷園(きんこくえん)も風に散り
四川・南楼の月に興じる者も 変わりゆく雲に被われ姿を消した
人間界の50年など 下天(化天)での時の流れと比べれば 夢や幻も同然
ひとたび生まれて 滅びぬものなどあるはずがない
特に有名なのは最後のところですね。
人間50年 化天のうちをくらぶれば 夢幻のごとくなり
一度生を受け 滅せぬ者のあるべきか
簡単に言えば「死なない人などいない」ということ・・・言いたいことは「ならば信じた道を恐れず進もう」ということでしょうね。
ほとんど勝ち目なしと思われていた桶狭間の戦い前に信長がこれを舞ったということは、舞うことで「敦盛の心」を改めて自他に言い聞かせ、戦いに臨む決意を表明したということでしょう。そして信長でさえ怖かったからこそ「敦盛」を舞い、迷いをふっきったのではないでしょうか。
信長が本能寺で光秀の裏切りを知った時、発した一言は「是非に及ばず」だったと言われています。意味は「良い悪いの問題ではない」とか「仕方がない」とかになると思います。本当に言ったかどうか真偽はわかりませんが、信長らしいと言葉だと思います。
あれだけ引き立ててやった光秀の裏切りにあったのだから、普通なら「おのれ光秀!」となるところを「是非に及ばず」なのです。
ここでも信長は敦盛の心である「無常」を生涯の心得としていたことがわかります。そしてそんな「無常」の世の中だからこそ、信じた道を存分に生きてきたのでしょうね。
ご視聴ありがとうございます。

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