東日本大震災と原発事故を題材にした、
ノーベル賞作家エルフリーデ・イェリネクのテキストを舞台化。
言葉、からだ、音、空間 ―― 現代芸術の到達点として、
2012年初演時に観客の圧倒的支持を得た舞台が待望の再演。

http://www.kaat.jp/d/hikarinonai

地点の音楽的な発語と独自の作劇、音楽家・三輪眞弘による生身の「音声装置」、建築家・木津潤平の舞台空間。音・声と身体が拮抗する圧倒的強度をもった空間が立ち上がります。

【作品紹介】
「第一バイオリン(A)」と「第二バイオリン(B)」の対話からなる戯曲『光のない。』。しかしながら、彼らが生きているのか死んでいるのか、彼らが津波にのみこまれたのか、閉鎖された原子力発電所の内部に取り残されたのか、戯曲にはなにも具体的なことは記されていない。この舞台において共有されているのは、東日本大震災があり、それにつづく原発事故があったということ。俳優たちが発する「わたし/わたしたち」は誰なのかということを問い続け、言葉の断片的なイメージをつなぐことで舞台は進行する。

イェリネク作、三浦基演出の「光のない。」。現代演劇の頂点。悲惨で混乱し美しく隣接し切断される言葉と身振りとセットと照明。大震災と原発事故を目の前にして書かれたセリフの切実さ。ラスト近く不意に涙が出た。明日もある。飛行機で、新幹線で、地下鉄で、駆けつけるべき。
 いとうせいこう twitter: @seikoito 19:10-2012年11月17日

作:エルフリーデ・イェリネク
翻訳:林立騎
演出:三浦基
音楽監督:三輪眞弘
出演:安部聡子 石田大 小河原康二 窪田史恵 河野早紀 小林洋平
合唱隊:朝日山裕子 石田遼祐 金巻動 黒田早彩 田嶋奈々子 野口亜依子
林美希 圜羽山圜 藤崎優二 幣真千子 村田結 米津知実

美術:木津潤平
衣裳:堂本教子
照明デザイン:大石真一郎
照明オペレーション:岩田麻里
音響デザイン:徳久礼子
音響オペレーション:稲住祐平
舞台監督:山口英峰
舞台監督助手:足立充章
技術監督:堀内真人
制作:小森あや 田嶋結菜

主催:合同会社地点
提携:KAAT 神奈川芸術劇場
製作:フェスティバル/トーキョー、地点(2012年初演)
2014年版共同製作:KYOTO EXPERIMENT
助成:芸術文化振興基金
フェスティバル/トーキョー14連携プログラム

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