最新作『いまは むかし −父・ジャワ・幻のフィルム−』の予告編です。
ヒューマンドキュメンタリー映画
『いまはむかし 父・ジャワ・幻のフィルム』
2021年/カラー/1時間28分 伊勢真一 演出作品 製作・配給 いせフィルム
語られなかった声に、耳を澄ませてみたい。
父をいとおしむ気持ちを込めながら、
あの戦争の時代の「真実」を描くドキュメンタリーは可能だろうか・・・
父から子へ、そして孫へ・・・
“いまはむかし、むかしはいま”
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日本・インドネシア・オランダ ───
亡き父を想う旅で辿り着いた“戦争”の真実。
戦時中、日本はアジア各地を占領し植民地解放を謳った。記録映画編集者・伊勢長之助(1912〜1973)は、「文化戦線」の一員としてインドネシアに渡り、大東亜共栄圏という名目でプロパガンダ映画を創った。長之助の長男・伊勢真一(ドキュメンタリー映像作家)は、父たちがどんな思いで国策映画を手がけたのかを知るために、30年程前から取材を始める。
父の足跡と父たちが創った“幻のフィルム”の行方を追う長い旅。やがて、その旅に伊勢真一の長男・伊勢朋矢(ディレクター)、長女・伊勢佳世(俳優)も参加する。父から子へ、そして孫へ、時代の記憶が手渡されていく。
オランダで発見されたその国策映画は、およそ130本。日本未公開の貴重なフィルムである(『隣組』『東亜のよい子供』『防衛義勇軍』『ロームシャ』『マラリア撲滅』等)。
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語られなかった声に、耳を澄ませてみたい。
そうして、記憶に触れてみたい。
私が三才の頃、父は家を出た。ちょうどその頃の写真が手元にある。
私が父と写っている、たった一枚の写真。父は、遠くを見るような眼差しで、何かを考えている。幼い私は、ただじっとこちらを見ている。
「真一」という、ちょっと気恥ずかしい私の名前は、
戦時中、ジャワ(インドネシア)で国策映画を創っていた父が、
もう二度と戦争をしてはならない、という思いで名付けたもののような気がしている。
写真の中の幼い私が、じっと今の私を見つめている。
「いまは むかし むかしは いま」
記録というよりも、記憶。
語られなかったその声に、耳を澄ませてみたい。そうして、記憶に触れてみたい。
父をいとおしむ気持ちを込めながら、あの戦争の時代の「真実」を描くドキュメンタリーは可能だろうか・・・
(かんとく・伊勢真一)
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▼いせフィルム公式サイト
https://www.isefilm.com
▼いせフィルムの映画(各作品紹介サイト)
https://isefilm-movie.jimdofree.com/

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