『火垂るの墓』『こどもしょくどう』の日向寺太郎監督が、ベテラン脚本家冨川元文と初タッグを組んだ日中合作映画『安魂』が、2022年1月15日~1月28日に岩波ホール(東京)で2週間特別先行上映ほか全国で順次公開される。
中国人キャストの中で唯一の日本人キャストとして、日本人留学生・星崎沙紀役を演じた北原里英のインタビュー映像が到着。中国河南省開封(かいほう)市で撮影された本作。北原はクラインクイン前の約1ヶ月間、中国語の個人レッスンを自ら受けて猛特訓し、約2週間の中国ロケに挑んだ。
中国語の経験はゼロからスタートしたため全編中国語のせりふは発音に一番苦労たようで、共演者のルアン・レイインから撮影の合間に発音を教えてもらう様子も映像に収録されている。
本作は、ベルリン国際映画祭金熊賞受賞を受賞した『香魂女-湖に生きる』(シェ・フェイ監督)の原作者として知られる中国の作家・周大新(チョウ・ターシン)の同名原作を映画化。
周氏は一人息子を若くして亡くし、原作はその息子との魂の交流を綴った実体験を元にした物語。その原作の核となる「大切な人と死別し残された人々の心の再生」を冨川氏が脚本で大胆にアレンジを加え、全編中国ロケ・中国語による本作を作り上げた。
日本人留学生役を除く全キャストは中国の役者をキャスティング。主人公の唐大道に、ドラマ「打狗棍」で安徽衛視“國劇盛典“最優秀俳優賞を受賞した巍子(ウェイ・ツー)、息子・英健と青年・劉力宏の2役演じるのは、「青丘狐傳說」で注目を集めた若手俳優・强宇(チアン・ユー)。
西安、洛陽、南京、北京と並ぶ中国で最も古い都の一つである中国河南省開封(かいほう)市で撮影された本作。予告編映像は、開封の古い街並みの美しさとともに、先立たれた息子に「会いたい」と願う父と母の想いが身につまされる。
困難のある日中関係だが、中国の原作×日本の映画作家によって製作された本作からは、親の愛情は共通するものであることが感じられ、日中国交正常化50周年にふさわしい作品となっている。
出演:巍子、强宇、陳瑾、欒蕾英、張立、北原里英
原作:周大新
監督:日向寺太郎
脚本:冨川元文
総合企画:田原
芸術統括:明振江
撮影:押切隆世
照明:尾下栄治
録音:王宝石
美術:姬建刚
編集:川島章正
音楽:Castle in the Air
製作:河南電影電視製作集團/秉德行遠影視傳媒(北京)/パル企画/大原神馬影視文化発展/浙江聚麗影視傳媒/北京易中道影視傳媒
配給:パル企画
(C)2021「安魂」製作委員会

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