女性自衛官教育隊歌は、埼玉県にある陸上自衛隊朝霞駐屯地におかれた女性自衛官教育隊の隊歌です。
教育隊の発足は、陸上自衛隊で女性自衛官制度が始まった昭和43年であり、50年以上の歴史があります。
女性自衛官は、もともと自衛隊が保安隊と呼ばれていた当時から存在していましたが、あくまで自衛隊病院などで勤務する医療従事者としてでした。
陸上自衛隊では、女性自衛官は、Women Army Corpsの頭文字をとって、ワックと呼ばれます。
昭和43年に陸上自衛隊で、昭和49年には海上自衛隊、航空自衛隊でも女性自衛官制度が発足しました。
これ以上はないほどの男社会である自衛隊という組織の中で、パイオニアとして活躍した女性自衛官のみなさんの努力は、大変なものでした。
最初は、会計隊や通信、あるいは司令部での勤務などに制限されていましたが、昭和56年には、戦闘職種である普通科、機甲科、特科以外の職種に、女性自衛官も進むことができるようになりました。
やがて防衛省、当時は防衛庁でしたが、平成5年に女性自衛官に、すべての職種と職域を解放することを宣言します。
今や、女性自衛官の数は、約1万7000人で、自衛官全体の7.4%を占め、その比率は年々高まっています。
精強無比でならす陸上自衛隊の最精鋭部隊、第一空挺団の空挺隊員や、戦車乗り、海上自衛隊では護衛艦や潜水艦乗り、航空自衛隊では戦闘機パイロットというふうに、女性隊員が数多く進出して活躍しています。
今や、女性の連隊長や護衛艦艦長なども誕生しており、遠からず、女性の幕僚長が誕生するかもしれません。
女性がここまで自衛隊で活躍できるようになったのは、逆境にも折れず向上心を失わず、男の無理解と戦いながら、実績を積み重ね、後に続く女性たちの道を切り開いてきた女性自衛官の先駆者たちの確かな歴史があったからこそです。
自衛隊の教育制度は、ちょっと部外者にはわかりにくいのですが、女性自衛官教育隊では、それぞれの課程で、数多くの若い女性自衛官が厳しい教育と訓練を受けています。
教育理念は「強く、明るく、麗しく」
女性自衛官のみなさんの凛とした立ち振る舞いを、目にすることがありますが、同じ女性として、思わず憧れてしまいます。

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