国立ハンセン病資料館が収蔵している資料の多くは、当館の前身である高松宮記念ハンセン病資料館の設立時に、回復者が、自らの生きた証を残し、隔離政策による被害と、偏見や差別をくりかえさないよう訴えることを目的に、全国の療養所から集めたものです。これらは現在、学芸員の手によって整理・調査が進められています。

今回のミュージアムトークでは、実物資料を収めた収蔵庫1を中心に、収蔵資料の紹介、ならびに資料の保存管理に関する実践と工夫についてお話しました。収蔵資料については、家族との関係を示す回復者の遺品、患者・回復者たちが労働をさせられた歴史を伝える患者作業の道具、障害を持ちながらの生活を支えた自助具、また療養所の暮らしを記録してきた趙根在のカメラなどをご覧いただきました。また資料の保存管理については、収蔵庫の構造や温湿度管理、燻蒸など虫菌害防除の取り組みについて解説しました。

当日参加者からいただいたご感想や、YouTube限定のアフタートークも公開しています。ライブにご参加いただいた方も、ぜひご覧ください。

【タイムライン】
0:00:00 はじめに
0:02:45 収蔵庫ツアー 
0:43:22 展示室2「山吹舎」ジオラマ前 質疑応答    
0:51:00 コメント・ご感想
0:53:52 帆船模型「豊丸」について
0:55:15 コメント・ご感想続き 
0:57:09 アフタートーク 

【オンラインミュージアムトークについて】
ハンセン病問題にまつわる様々なお話をご用意しました。ふだん聞く機会の少ないテーマにふれてみませんか。国立ハンセン病資料館からzoomウェビナーを使ってお届けします。
今後の開催予定・参加申し込みは当館HPをご覧ください↓
https://www.nhdm.jp/

【これまでのテーマ一覧】

■2021年
1/16 不自由者看護切替の運動について

2/20 家族の語りを聞く-絵本『ツルとタケシ』原画展から

3/20 『青い芽』の版画展 ギャラリートーク

4/24 歴史の継承 ~長島愛生園歴史館の取り組み~

6/19 機関誌『高原』のあゆみ

7/17 戦後ハンセン病療養所の短歌 ―合同歌集『陸の中の島』を中心に

9/25 教えられる」場から「考える」場へ―国立療養所菊池恵楓園に設置される歴史資料館の目指すべきもの―

10/23 神山復生病院の歩み

■2020年
7/25
ハンセン病問題と保健婦たち

8/29 『青い芽』の中学生たち

9/19 北條民雄を読み直す

10/24 山本暁雨の人と書

11/21 ゲートボール熱中時代(星塚敬愛園とゲートボール)

12/19 多磨全生園の隠された史跡をたどる

国立ハンセン病資料館
【HP】http://www.nhdm.jp/
【Facebook】https://www.facebook.com/hansensdiseasemuseum/
【Twitter】https://twitter.com/hansensdiseasem

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