政策提言「エネルギードミナンス:強く豊かな日本のためのエネルギー政策(非政府の有志による第7次エネルギー基本計画)」の概要を杉山大志研究主幹が講演する。同提言は杉山大志と野村浩二が全体を編集し、岡芳明、岡野邦彦、加藤康子、中澤治久、南部鶴彦、田中博、山口雅之の各氏に執筆分担などのご協力を得た。

安全保障と経済成長を重視したエネルギー政策として、「エネルギードミナンス(優勢)」を提唱する。エネルギードミナンスとは、米国共和党で用いられてきた概念である。それはすなわち、豊富で、安定し、安価なエネルギーを供給することを指す。それによって、日本が経済発展をし、防衛力を高め、自由、民主といった普遍的価値を守り発展させることが可能になる。

政府は、東日本大震災前の2010年の水準である産業用電気料金1kWhあたり14円、家庭用電気料金同21円を数値目標として掲げ、その達成を目指すべきだ。その他、全11項目からなる提言について述べる。

【目次】
00:00 オープニング~加藤先生ご挨拶
01:05 当提言について
03:03 政府のエネルギー基本計画
07:15 提言① 電気料金に数値目標を設定する
08:12 提言② 原子力比率を長期的にに50%に高める
09:49 提言③ 化石燃料の安定利用をCO2で妨げない
11:17 提言④ 太陽光発電の大量導入を停止
14:09 提言⑤ 拙速なEV推進をしない
15:01 提言⑥ 高価な技術を拙速に導入しない
16:21 政府:GX実現に向けた基本方針
18:06 提言⑦ 過剰な省エネ規制を廃止する
18:57 提言⑧ 電気事業制度を垂直統合型に戻す
20:43 提言⑨ エネルギー備蓄・インフラ防衛の強化
24:06 提言⑩ CO2目標を置かず、CO2割当をしない
28:12 提言⑪ パリ協定を離脱し、エネルギードミナンスを構築する
40:02 加藤氏補足

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〇杉山主幹講演資料
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【関連リンク】
エネルギードミナンス: 強く豊かな日本のためのエネルギー政策
(非政府有志による第7次エネルギー基本計画)
https://www.7ene.jp/

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