“泳ぐ宝石”と言われ中国の富裕層に人気のある「錦鯉」。しかし今、中国への輸出が事実上停止しているのです。

 11月9日、福岡県で行われていた錦鯉の展示即売会。錦鯉はその美しさから“泳ぐ宝石”とも言われ、会場には世界12の国と地域からバイヤーや愛好家が買い付けに訪れました。

 (ポルトガルから)「(錦鯉は)ポルトガル人にとって魅力的で美しい魚です」
 (マレーシアから)「(Q予算は?)200万円です」

 バイヤーたちは次々と錦鯉を購入。いま、円安の影響で買い求め安くなっているのです。

 近年高まる海外での錦鯉人気を受けて、政府は去年「輸出重点品目」に追加し、生産者や産地の支援を強化。錦鯉を含む観賞魚の輸出額は10年前の29億円から去年の63億円と倍増していて、そのうち約2割を占める最大の取引先が中国です。

 4年前に行われたあるオークションでは、客のなんと7割が中国人。中国人富裕層にとって錦鯉は「社会的成功の象徴」なのだといいます。その日の最高額は1匹1900万円で、落札したのも中国人の富裕層でした。

 そんな錦鯉の最大の取引先である中国への輸出が、今年11月から事実上止まっていることが新たに明らかになりました。

 農林水産省によりますと、中国への輸出については、中国が認定する国内唯一の施設で検疫する必要があり、10月末に更新期限を迎えましたが中国側から更新がなく、事実上、錦鯉の輸出が停止に。日本側は更新を求めてきたものの、中国側からは返事がないといいます。

 全国錦鯉振興会の会長を務める新潟県の花角英世知事は次のように話します。

 (新潟県 花角英世知事)「(中国は)愛好家が多い。人口から考えても大変大事なマーケットではありますので、どういう対策がとれるか対応を検討している」

 そんな中、11月9日に中国を訪問中の秋葉国家安全保障局長が王毅外相と会談。来週、アメリカでの日中首脳会談実現に向けて詰めの協議を行ったものとみられています。

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