12日夜、秋田県横手市の国道で車同士が正面衝突する事故があり、8人が救急搬送された。このうち、38歳の女性が死亡し、子どもを含む4人が大けがをした。

 事故があったのは、横手市山内土渕の国道107号線で、12日午後6時25分ごろ、普通乗用車同士が正面衝突し、合わせて8人が病院に搬送された。

 このうち、岩手県方向に走る車の後部座席に乗っていた横手市山内平野沢の会社員・黒沢美紀さん(38)が心肺停止の状態で約2時間半後に亡くなったほか、同じ車に乗っていた13歳・11歳・2歳の娘3人が顔の骨を折るなどの重傷を負った。

 また、横手市方面に向かっていたもう一方の車には、ともに市内に住む21歳の男女2人が乗っていて、助手席の女性が胸の骨などを折った。

 現場は、片側1車線の緩いカーブで、21歳の男性が運転する車が対向車線にはみ出したと見られている。

 警察が、事故の原因を詳しく調べている。

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