人との距離に気をつかわなければいけない、今日このごろ。リモートで行われるこの講座では、あえて「天文台と距離」をテーマに、天体望遠鏡が発明される以前までさかのぼって天文学の歴史を振り返ってみましょう。天文台と言えば、遠くの星までの距離に関わる場所だと思われるかもしれませんが、昔の天文台は地球上の距離を扱うことが多かったと言えます。また、天文台は時間と空間の距離を超えて、人と知識、あるいは人と人をつなぐところでもありました。そんな歴史を知ることで、皆さんにとって天文学や天文台がより「身近」になればと思います。

【講演会の詳細】
日時  :2020年8月1日(土)14:00開始(約1時間)
タイトル:天文台と距離の歴史
講師  :廣瀬 匠 氏(アストロアーツ)

【講師プロフィール】
天文学史家、星空案内人(星のソムリエ)。天文に関わる研究と教育普及の仕事を交互に経験しており、天文学の歴史を学ぶために2010年に京都産業大学大学院外国語学研究科修士課程に進学し、京都産業大学では開設直後の神山天文台で観望会のボランティアとしても活動した。2017年にパリ第7大学で博士号取得。博士論文のテーマは古代インドの数理天文学。スイス連邦工科大学チューリッヒ校(ポスドク研究員)を経て現在は(株)アストロアーツで天文普及のための製品開発に携わっている。主な著書に『天文の世界史』(集英社インターナショナル新書)。

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