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 きょう14日、東京・戸田葬祭場で営まれた歌手・俳優・モデルのYOSHI(本名:佐々木嘉純/享年19)さんの告別式に、バンドメンバーのKAIRI(26)、FURUTATSU(20)、kyohey(25)が参列し報道陣の取材に対応した。

 4人は、X JAPANのYOSHIKIがプロデューサーを務めるオーディション番組『YOSHIKI SUPERSTAR PROJECT X』に参加し、バンドとして合格。先月末、米ロサンゼルスのYOSHIKIの元へ行き、レッスンや路上ライブで武者修行を行っていた。

 kyoheyは「こういう形で、残念な報告になってしまったんですけど、突然過ぎてまだ受け止めきれていないんですけど、ゆっくり時間をかけて前を向いていきたいと思っています。一番残念なのはYOSHIなので、YOSHIの分も前を向いていきたいと思います」と胸中を語った。

 YOSHIさんへ最後のメッセージには、KAIRIが「本当に唯一無二のやつで、代わりが居るとは思えないんですけど、あいつが見ていたら『絶対続けろよ』と言うと思うので、恥じないようなバンドを目指して頑張ろうと思います」と決意をにじませ、FURUTATSUは「『世界獲るから、待ってろよ!』ですかね。最後、ブラザーをつけてもらってもいいですか」とYOSHIに向けた笑顔も見せた。

 そしてkyoheyは、「YOSHIに一言言うなら『早すぎるんだよ、馬鹿野郎って感じですかね…』」と悲しみをにじませながら、「YOSHIと過ごした時間は3~4ヶ月だけなんですけど、何年も一緒にいるような感覚で、一生忘れない濃厚な時間でした。そこでYOSHIのたくさんの愛をもらったと思うので、『ありがとう』を心から言いたいですね。バンドはこれから進んでいくと思うので、上から見て待っててね」と伝えていた。

 また、YOSHIさんの母親が報道陣の取材に応じ「皆様、きょうはYOSHIのためにお集まりいただき、ありがとうございます」と報道陣にあいさつすると「19年という短い一生でしたけど、ものすごいエネルギーで駆け上がって、駆けのぼって、駆け抜けていきました。本人が一番、これからやる気満々でスタートラインに立たせていただいたばかりで、一番悔しいのは本人だと思います。YOSHIというアーティストが世の中にいたということをたくさんの方に知っていただければ幸いです。本当にいろいろとお世話になりました。ありがとうございます」と語った。

 YOSHIさんの人となりについて「外の顔と中の顔が全然違ったと思います。『ママ、寂しいから隣にいて』とか『ママ、俺が寝るまで寝ないで』とか」と意外な一面を明かす。その後も「本当に多くの友人や今回のオーディションのことを輝くように幸せに話してくれていました。親として一人息子でしたけど、多くのことを共有してくれて、とっても幸せな母親でした」と気丈に振る舞い、現在の心境を話していた。

 祭場には、親交の深かった菅田将暉から贈られたというギターや、YOSHIさんが愛用していた洋服、思い出の写真などが飾られ、参列した家族や友人、YOSHIKIらアーティスト仲間が故人との最期の別れを惜しんだ。祭壇には、YOSHIKI、紗栄子、映画『タロウのバカ』スタッフ・キャスト一同、『YOSHIKI SUPERSTAR PROJECT X』オーディション事務局など、多方面から供花が寄せられた。

 YOSHIさんは、今月5日午前0時過ぎ、神奈川県川崎市多摩区堰2丁目の県道交差点で、運転していた大型バイクがトラックと衝突。同日午前2時15分ごろに死去した。先月25日には、YOSHIKIがプロデューサーを務めるオーディション番組『YOSHIKI SUPERSTAR PROJECT X』で、4人組バンドのボーカルとして合格したことが発表されたばかりだった。

【ほぼノーカット】X JAPAN・YOSHIKI、YOSHIさん告別式で涙 才能や思い出語るも早すぎる別れに「精一杯生きるしかない」

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