Composer:芥川也寸志(Yasushi Akutagawa)
players:新交響楽団
この曲は、1947年芥川さんが東京音楽学校(現・東京芸大)の卒業作品として作られたものです。この当時、学校の教壇に立って教えていた今は亡き伊福部昭さんの影響が物凄く感じられ、日本的でありながらも民族色を強く出した作品です。
初演は、1990年芥川さんの追悼題して演奏会が開かれた際、山田一雄さん指揮で行われた。
個人的には、1曲になっているが第1主題、第2主題があると思う。
前半、初めは大変おとなしく、フルート、クラリネットなどの木管群が徐々に大きくなって弦楽と重なり合っており、この低音がいい演出をしている。芥川さんお得意のピアノも入っており日本情緒を高貴かつ気品に溢れたものにしている。
後半からは、突如曲間がガラリと変わる。アレだけ前半は気品にありふれた音楽だったのにまさに祭り!日本のお囃子を基準にして金管がバリバリやっており、またその途中で出てくるピアノも曲者なんです。伊福部さんの影響が大きく見えるかもしれません。初め聴いたときは、まさにドリフ!生放送中に舞台を入れ替えしているあの曲感です。また終わりかたも面白い終わり方で終わったようで終わってないという意表つくものです。
とても学生時代に作られたものとは思えない完成度です。素晴らしい。また、カッコイイ!!

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