村上水軍博物館が保管する約1360点の「能島村上家伝来資料群」。日本遺産「村上海賊」の構成文化財である。周防大島(山口県)の能島村上家の末裔に伝わる品々だが、とりわけ「黒韋威胴丸」「色々威腹巻」と呼ばれる二領の中世甲冑、村上武吉・景親が着用したと伝わる「猩々陣羽織」、能島村上家の由緒を物語る中世文書は、異彩を放つ存在だ。戦国時代に“日本最大“とも称された村上海賊の繁栄を物語る伝来資料の魅力に迫る。

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