【『麻希のいる世界』公開記念リバイバル上映】
『月光の囁き』
2022年1月21日(金)〜28(金)、新宿武蔵野館にて連日レイトショー上映
料金:1,500円均一
1999年ゆうばり国際冒険・ファンタスティック映画祭(改称後:ゆうばり国際ファンタスティック映画祭)審査員特別賞&批評家賞受賞
1999年ロカルノ国際映画祭コンペティション部門オープニング作品
1999年トロント国際映画祭正式出品作品
自由で純粋。究極の愛の形を探し求める青春映画。
高校三年生の夏。好意を寄せあいつつ剣道部の仲の良い友人としてふるまい続けてきた北原紗月と日高拓也は、ようやく想いを通いあわせた。自転車二人乗りでの登校、図書室でのデートと夢見ていた通りの交際に、はしゃぐ紗月。一方、拓也はそうした普通の恋愛では満たされない想いを、秘かに紗月の身の周りの物を集めて慰めていた。そんな拓也の行動を知った紗月は戸惑いながらも、強く反発し始める。しかし、嫌えば嫌うほど、いじめればいじめるほど、マゾヒストの拓也はひたむきに紗月への想いをつのらせてゆく。いつしか、拓也の歪んではいるが純粋な愛に無意識に影響され、普通の恋愛を夢見ていた紗月までもが拓也をいたぶることに快感を覚えだしてゆく。不器用に傷つけ合う二人の愛は、すれ違いゆがみながらも純粋さを増して突き進む。
塩田明彦監督の劇場映画監督デビュー作にして、ゆうばり国際冒険・ファンタスティック映画祭(改称後:ゆうばり国際ファンタスティック映画祭)審査員特別賞と批評家賞をダブル受賞するなど、その名を世界に知らしめた作品。青春映画のお約束をことごとくすり抜けながら純愛を描くという点で、すでに最新作につながる塩田監督の資質が現れている。主題歌を提供したスピッツの、爽やかでありながらも様々な解釈が可能な歌詞は、歪みながらも純粋な愛の物語を切なく包みこんでいる。
1999年/日本/100分/カラー/モノラル/ビスタサイズ/DCP/英題「Moonlight Wispers」
監督:塩田明彦 原作:喜国雅彦「月光の囁き」 製作総指揮:中村雅哉 企画:吉田達、莟宣次 プロデューサー:根岸洋之、中村聡 脚色:塩田明彦、西山洋一 音楽:本多信介撮影:小松原茂 美術:安宅紀史 録音:坂上賢治 編集:菅野善雄 音響効果:柴崎憲治 助監督:久保朝洋 剣道指導:小澤博、金井辰彦
製作・配給:日活株式会社 配給協力(リバイバル上映):プレイタイム、シマフィルム
出演:水橋研二、つぐみ、関野吉記、井上晴美、草野康太、藤村ちか、相沢しの
主題歌:スピッツ「運命の人」(作詞・作曲:草野正宗)
©2002 日活・TBS・ソニーPCL

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