Johann Sebastian Bach »Matthäus-Passion« BWV244
J.S.バッハ《マタイ受難曲》
2021年3月14日(日) YCC県民文化ホール(小)
ソプラノ  川口聖加 髙橋侑希 守木詩織
アルト   小原伸枝 久保田里奈
テノール  新海康仁
祭司長・ピラト 小林由樹(バス)
ペテロ・ユダ  奧村泰憲(バス)
福音書記者  片野耕喜(テノール)
イエス      小原浄二(バス)
合唱団『甲府コレギウム・アウレウム』
山梨バッハアカデミー・バロックオーケストラ
指揮 片野耕喜

対訳 川端純四郎
スライド制作 吉岡真紀
解説 片野耕喜
撮影・編集 Stuart Axtel
舞台 大橋証太
後援 山梨大学 北杜市 山梨メセナ

第2部

<最高法院で裁判を受ける>
イエスは旧来のユダヤ人指導者たちから嫉まれていた。彼らはイエスをまずユダヤ教の権威「大祭司」のもとへと連行する。「神殿貴族」たちはイエスを亡き者にしようと企み,偽りの証人らを立ててイエスの決定的な異端の罪を見つけようとするが・・・。

No.30 アリア(アルト)と合唱  (アルト)「ああ、私のイエスは行ってしまった。」  (合唱)「お前の愛する人はどこへ行ったのか、女たちの中でも最も美しい人よ。」

8:44 No.35 レチタティーヴォとアリア(テノール) 「私のイエスは嘘偽りに対して黙しておられる。」「耐えよ、偽りの舌が私を刺すとしても」

13:35 大祭司からの「生ける神に誓って我々に答えよ。お前は神の子、キリストなのか。」という問いに、イエスははっきりと Du sagests 「そうだ」と答える。
これに対し大祭司は「この男は神を冒涜した。諸君はどう思うか!」と扇動すると、群集は怒りを露わにして「この男は死罪にあたる!」と叫ぶ。

17:40 <ペトロの否認> ペトロがイエスに予言されたとおり、鶏が鳴く前に三度、イエスを知らないと言う場面はあまりにも有名。マタイによる福音書ではペトロがその後、外に出て激しく泣いた、と記述する。

20:30 No.39 アリア(アルト) 「私を憐れんでください」

[28:27]
<ユダの自殺> 夜が明けて、祭司長らはイエスを殺す計画を練り、総督ピラトの所へイエスを連れていくことにした。ユダは無実のイエスを売ったことを後悔し、祭司長にお金を返しに来るが相手にされない。

30:30 No.42 アリア(バス) 「私に返せ、私のイエスを。見よ、この金を、殺人者の報酬を。」

33:55 彼らは相談の上、その金で陶器職人の畑を買い、巡礼者の墓地にすることにした。このため、この畑は今日まで「血の畑」と言われている。こうして、預言者エレミヤを通して言われていたことが成就した。 <ピラトの尋問と判決> 福音書記者はいよいよイエスが総督ピラトの前に立つことになったと報告する。ピラトに「お前がユダヤ人の王なのか」と問われたイエスは短く「そのとおりだ。」と答える。祭司長たちはそれを聞いてイエスを告発するが、ピラトがいぶかしく思うほど、イエスは反論もせず、つねに無言であった。

42:45 No.49 レチタティーヴォとアリア(ソプラノ) 「彼は私たちにただ善いことのみをしてくださった。」「愛のゆえに、私の救い主は死のうとしておられる。」

51:30 No.52 レチタティーヴォとアリア(アルト)「憐れみたまえ、神よ」「たとえ頰に涙しても何事もできないとすれば」

59:44 <兵士の侮辱> ローマの兵で組織された軍隊が集結し、イエスを侮辱する。過越(すぎこし)の祭りのために集まったユダヤ人の警備のためか、それがイエスの周りにganze Schar「全軍」集まったとマタイは記録している。

1:03:18 <イエス 十字架につけられる> イエスの磔刑(たっけい)の場面。イエスは十字架を背負って歩かされ、ゴルゴダの丘へ向かう。この時の重い足取りがマタイ受難曲冒頭の合唱の基調リズムとなっている。ここに至ってもなお祭司長らの侮辱は続く。そればかりかイエスとともに磔にされた二人の罪人もイエスをののしるのであった。 No.57 レチタティーヴォとアリア(バス) 「来たれ、甘き十字架よ、私はそう言いましょう、私のイエスよ、常に十字架を担わせてください。」

1:15:40 No.60 レチタティーヴォとアリア(アルト) 「ああ、ゴルゴダよ、呪われたゴルゴダよ、」 「見よ! イエスはみ手を広げ、私たちを抱きしめようとしておられる。来たれ!」 (合唱)「どこへ?」

1:21:05 <イエスの死> 聖書では、イエスは聖金曜日の未明に逮捕され、朝の6時から9時まで最高法院にて尋問を受け、その後ピラトのもとで裁判につけられた。 午前9時に十字架につけられたイエスは正午まで苦しみの中で通行人や祭司長らに侮辱を受ける。 正午から3時間にわたって全土は暗くなり、午後3時にイエスは息を引き取られた。 それから日没までの3時間の間に遺体は降ろされ、埋葬されることになる。

1:28:19 <イエスの埋葬>
イエスの臨終の時に多くの女性が集まっていたことを報告する。マグダラのマリア、ゼベダイの子らの母をはじめ、ヤコブ(ゼベダイのヤコブと区別して「小ヤコブ」とされる)とヨセ、そしてその母らが取り囲んでいたと書かれている。イエスの母その人もいたとの見解もある。
さらに夕方になってアリマタヤのヨゼフという名のかつての弟子が来て、イエスの遺体を引き取るのである。イエスの弟子は「すべてみんな逃げた」と福音書自体が記録している。

No.65 レチタティーヴォとアリア(バス) 「夕べとなり、涼しき頃、アダムの罪はあらわになった。」 「私の心よ、自分を清くせよ、私はイエスを自分の中に葬ろう。」

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