なぜ「timelesz」はこんなにTVに出ているのか? 異例すぎる“出演ラッシュ”ブレークの裏側男性アイドルグループのtimeleszが、予想以上とも言える快進撃を続けている。新メンバー合流後のアリーナツアーを成功させ、ドーム公演の予定も発表された。またテレビでの冠バラエティ番組、個々のメンバーの出演も続々決まっている。従来の旧ジャニーズグループとは違うtimeleszの強みはなんなのか? ここで考えてみたい。(文中敬称略)
【写真】東京タワーの下に集まり楽しそうな様子の「timelesz」
■順調すぎるほどの再スタートを切ったtimelesz
timeleszは、8人からなる男性アイドルグループ。語尾が「sz」なのは、旧名のSexy Zone時代を引き継ぐ意思を示したものだ。
改名は2024年。その時点では菊池風磨、佐藤勝利、松島聡の3人体制。そこに昨年から今年にかけて大きな話題を呼んだオーディション「timelesz project」、通称「タイプロ」で選ばれた5人の新メンバーが加わった。
今年、新体制のもとデジタルシングル「Rock this Party」、アルバム「FAM」が発売され、ともにチャート1位を獲得。さらに初のアリーナツアーも成功させた。そしてツアー中に、今年末から来年初めにかけて京セラドーム大阪と東京ドームでドーム公演をおこなうことがサプライズ発表された。
きわめて順調なスタートである。特にドーム公演がいきなり決定したところには勢いが感じられる。
同じ勢いは、テレビでの活躍にも感じられる。
今年4月からは、グループの冠番組『タイムレスマン』(フジテレビ系)が始まっている。メンバー全員がボウリングや長ゼリフの暗記に挑戦し、切磋琢磨しながらグループの絆を深めていくバラエティ番組だ。
深夜の放送ながら、TVerなどの見逃し再生で異例の回数を記録して話題になった。今月27日には、初のゴールデンタイム特番が控えている。
そして同じくグループの冠番組として、10月から『timelesz ファミリア』(日本テレビ系)がスタートすることも発表された。こちらもメンバーがさまざまな企画に挑戦。加えてゲストとのトークや歌のコラボも予定されている。『タイムレスマン』ともまたテイストの異なるバラエティ番組になりそうだ。
旧ジャニーズ(現・STARTO ENTERTAINMENT)の系統にあるグループが、複数の民放キー局でレギュラー冠番組を持つ例は最近では珍しい。かつてはTOKIOや嵐などがそうだったが、そのなかに名を連ねるところからも現在のtimeleszの勢いが伝わってくる。 先日『24時間テレビ』(日本テレビ系)の裏で放送された『芸能人が本気で考えた! ドッキリGP』(フジテレビ系)の特番にも、メンバー全員が出演して話題になっていた。いうまでもなくこの番組は、菊池風磨がドッキリで全裸にされてしまったとき言い放った「許せない!」がバズって、彼のブレークのきっかけになった番組でもある。
■個性が際立つ新メンバーたち
メンバー個々での活躍も目立つ。
菊池風磨、佐藤勝利、松島聡の3人は、それぞれの持ち味を生かしてドラマやバラエティなどコンスタントな活躍ぶりだ。
菊池はいまやバラエティ番組の常連。最近ではドラマ『放送局占拠』(日本テレビ系)への出演もある。佐藤はドラマ主演などに加えて、10月にファースト写真集『A Bird on Tiptoe』が発売。松島は10月からドラマ『パパと親父のウチご飯』(テレビ朝日系)で主演を務める予定だ。
入ったばかりの新メンバーも個性豊かだ。
寺西拓人は、菊池風磨と同期でジュニア出身。メンバー入り早々、多数の雑誌グラビアに登場、表紙も飾った。オーディション以来、苦労を重ねながらも謙虚さや優しさを失わない爽やかな姿に「国民の元カレ」との愛称がついた。俳優としての経験もあり、12月には主演した映画『天文館探偵物語』が公開される。
原嘉孝もジュニアからの合格組で、こちらは佐藤勝利と同期。これまでは俳優業中心の活動で、『Endless SHOCK』など舞台の経験が豊富だ。役作りの一環で覚えた殺陣も売りのひとつになっている。キャラクターも親しみやすく、『しゃべくり007』(日本テレビ系)には単独出演をして番組を盛り上げていた。
ジュニアを経由せず加入したのは3名。
橋本将生は、オーディションの最終合格者発表で最初に名前を呼ばれた。他のアイドルグループでの活動歴もあり歌やダンスも達者だが、演技志向も強いようだ。この10月から放送予定のドラマ『ひと夏の共犯者』(テレビ東京系)では、連続ドラマ初出演にして初主演を務めることが発表された。猪俣周杜にもアイドルグループで活動した経験がある。オーディション中の努力を惜しまない姿にも称賛が集まったが、同時に天然であることがわかり、一気に愛されキャラになった。
加入後もそのキャラクターが注目されてバラエティ特番がつくられたほど。10月からも『ニカゲーム』(テレビ朝日系)というバラエティにレギュラー出演が決まっている。さらに先述の『パパと親父のウチご飯』でドラマデビューを飾ることも発表された。
そして篠塚大輝は、歌・ダンスともに未経験だったがオーディションに応募。最後は審査したプロが認めるほどの成長を見せた。金髪も目立っていた篠塚だが、現役の一橋大生という点にも注目が集まり、『くりぃむクイズ ミラクル9』(テレビ朝日系)など有名クイズ番組への出演が続いている。
■「タイプロ」がもたらしたメリットの大きさ
改めて注目してほしいのは、新体制発足からまだ7カ月ほどしか経っていないことだ。にもかかわらず、この出演ラッシュはやはり異例と言っていい。
では新生timeleszは、なぜこれほどのブレークを果たせたのか? 思うのは、やはり「タイプロ」がもたらしたメリットの大きさだ。
アイドル界全体を見ても、いまオーディションはとても盛んだ。そこにはまず、アイドルという存在とオーディションの相性の良さがある。
オーディションでは、候補者たちそれぞれのストーリーが見える。各段階の審査を通過するために必死で努力し成長する姿だけでなく、オーディションを受けようと思うに至った動機など各々の背景も明らかになる。
そのストーリーと人間性を共有することによって、視聴者はデビューする前から候補者の魅力に惹きつけられる。そしてデビューする頃には、多くの視聴者が熱心なファンになっている。
加えて「タイプロ」には、通常のオーディションにはない特色があった。
「タイプロ」の場合は、一から新しいグループをつくったわけではない。2011年に華々しくデビューしたSexy Zoneというグループの活躍、そしてその後経ることになった紆余曲折を知るファンも多かったことだろう。そのなかで、新メンバーにどのような人材が加わるのかという関心は、長年のファンにとってより強いものがあったに違いない。#trending #プロレス #japan #コムドット #trendingvideo #viralvideo #viral #kpop #jpop #news

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