19時30分~ 生配信

※配信当日〜11/13(月)23時まで視聴可能

出演:坂田明reeds,vo,bells 大森菜々pf かわいしのぶb 坂田学dr
   <ゲスト>小川美潮vo

視聴:フリー

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1972年に山下洋輔トリオに加入してから半世紀、78歳になった坂田明は現在も日本全国のみならず、ヨーロッパ中を駆け巡り勢力的に活動している。様々なグループの結成と解体を繰り返し続ける彼が、現在活動しているパーマネントなバンドの一つが坂田明COCODAだ。

サックス、クラリネット、歌、ベルなどを担当する坂田明。フリージャズと現代音楽が交差するピアニスト大森菜々。回文やイラストでも才能を発揮するなど、ジャンルを問わず活躍するベーシストかわいしのぶ。ポップスから即興演奏までボーダレスなプレイスタイルのドラマー坂田学(坂田明の息子)。この4人が最初に集まったのは、2018年。坂田明COCODAは、栃木県足利にあるココ・ファーム・ワイナリーで行われる収穫祭で演奏するためのグループとして生まれた。

コロナ禍の時期も限られた範囲で活動を続け、2022年10月に甲府桜座のステージを使って無観客で録音した。ヘッドホンを使わず、モニターも使わず、生音でバランスを取り、一発録りで収録したのが今作だ。録音はジム・オルークが担当し、透明感のある繊細でいてダイナミックな音像に仕上がっている。 「枯れたひまわり」というアルバムができたのは、坂田学が「枯れたひまわりのバラード」を作曲したことから始まる。“作曲の途中で、日本画家・堀文子さんの枯れたひまわりの絵と言葉のイメージがメロディーと重なり合い、何かに導かれるように曲を作っていると、父がサックスでメロディーを吹く音が頭の中で鳴り出した”と作曲者は語る。彼がイメージした絵が今作のジャケットに使用された、堀文子の名作「終り」である。

今作2曲目は、坂田明作詞作曲による「役立たず」。この曲に込められた思いは、本人が書き下ろしたライナーノーツに記されている。CDに同封される全曲解説も是非読んで頂きたい。 メンバー4人によって即興的に作り出された3曲には、「サミット」「どくだみ」「亀裂」という堀文子の絵のタイトルが付けられている。坂田明は“我々の音楽を頭で理解しようとせず、車窓から見える風景のように眺めてくれれば良いのです”とライブでよく言っている。変わりゆく景色のような即興演奏も、このバンドの特徴だ。

ヘンリー・マンシー二作曲の「ひまわり」は、2006年にチェルノブイリ連帯基金「がんばらない」レーベルからリリースしたチャリティー・アルバムに収録して以来、坂田明の代表的なレパートリーになっている。戦争の悲惨さを訴えた映画『ひまわり』が再注目される現在、映画のテーマ曲であるこの曲を十数年ぶりに再録音した。

2曲の「ひまわり」を含む今作が、今生きる人にどう響くのだろうか。

坂田 明 (A.Sax・Cl、voice))

1945年、広島県呉市出身、広島大学水産学科卒業。
1969年上京後「細胞分裂」を結成。1972年~79年山下洋輔トリオに参加、以後「wha-ha-ha」「DA-DA-DA ORCHESTRA」「MITOCHONDRIA」など様々なグループの結成、解体を繰り返しながら、世界のあちこちであれこれしながら今日に至る。現在はレギュラーグループ、ARASHI(Johan Berthling、Paal Nilsen-love)梵人譚( Jim O’Rourke, Giovanni Di Domenico, 山本達久)、坂田明「水晶の詠」(栗田妙子、水谷浩章)、坂田明 COCODA(大森菜々、かわいしのぶ、坂田学)を中心に数多くのセッションを展開中。著書には「ミジンコの都合」(共著 日高敏隆 晶文社)、「クラゲの正体」(晶文社)、「瀬戸内の困ったガキ」(晶文社)等がある。近著は「私説ミジンコ大全」CD「海」付(晶文社)DVD 「MIJINKO a Silent Microcosm」東京薬科大学生命科学部客員教授、広島大学大学院生物圏科学研究科客員教授。
公式サイトhttp://www.akira-sakata.com

akirasakata1.bandcamp.com

大森菜々

1986年生まれ、愛知県岡崎市出身。幼少期をインドネシアで過ごし、高校の時に近代・現代音楽と出会い衝撃を受ける。その後渡米、インディアナ州バトラー大学にて現代音楽を中心に学び、ピアノ科学士号・修士号取得。その間、インディアナポリス近郊にて精力的に活動を展開。2010年に帰国後、ドラムスの酒井美絵子とフリージャズユニット「pd」を結成。2015年、pd初となるミニアルバム「usagi to neko」をリリース。2019年、坂田明COCODAに参加。ほか森山威男、小山彰太、Paal Nilssen-Love、、Ken Vandermark 、Frode Gjestadなどと共演。現在は「渋さ知らず」など多数のセッションに参加、東海地区を中心に活動中。

かわいしのぶ

1971年、東京生まれ。ベーシスト。18歳のときに出会ったメンバーと「SUPER JUNKY MONKEY」を結成。94年にソニーレコードよりデビュー、日本とアメリカを行き来しながらの活動を続け、99年に休止。以降、遠藤賢司、鈴木祥子、柳原陽一郎、Char、古澤良治郎、EGO-WRAPPIN’ 、ライオンメリイ、古澤巌、大槻ケンヂ、など、さまざまなミュージシャンのサポートやセッション、バンドに参加。現在は主に、大友良英スペシャルビッグバンド、パンチの効いたブルース+オウケストラ、world’s end girlfriend、プノンペンモデル、坂田明、渋谷毅、小川美潮、bikke&近藤達郎、武川雅寛(ムーンライダーズ)、柴田聡子、などのバンドで活動中。大友良英が音楽を担当するドラマや映画の録音にも多く参加。時々、マンガ家・楳図かずお率いる「グワシ!ダンサーズ」のダンサー。新潮社から脱力回文と歪んだイラストの本「回文堂」出版。「ベースマガジン」での連載は20年を越え無法地帯と化している。カレーが大好き。 http://kuragetravolta.blog.fc2.com

坂田学

1973年生まれ。父はサックス奏者の坂田明。93年米国Musicians Instituteへ留学。94年帰国後、ドラマーとして活動を始める。共演者は、森山直太朗、ハナレグミ、秦基博、中島美嘉、ハンバートハンバート、松下奈緒、Bonnie Pink、大友良英、塩谷哲、坂田明、等。ポップスからジャズまで幅広い。ピラニアンズ、Polaris等のバンド活動も経て、2004年よりソロ活動も開始。2017年、アルバム「木の奥」をリリース。2019年3月公開の「よあけの焚き火」で、初の映画音楽を出がけた。

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