アイドルグループ「AKB48」の国内6番目の姉妹グループで、瀬戸内エリア7県出身のメンバーが中心の「STU48」が1月末、ファーストシングル「暗闇」を発売。初週に13・6万枚を売り上げ、オリコン週間チャート初登場1位に輝くなど華々しいメジャーデビューを果たした。岡山県出身の藤原あずさ(19)、張織慧(16)、兵庫県出身の石田みなみ(19)が、デビューの思いや今後の抱負を語った。

 「曲名に驚く人も多かったと思うけど、歌詞のどこを切りとっても心に響き、前向きになれる」と石田。プロデューサー秋元康の作詞は、理想と現実、都会へのあこがれと古里への愛着などに揺れる若者の気持ちをつづり、「アイドルは想像していた華やかな部分だけではない、と感じていたので、自分を重ねた」と藤原は続ける。

 ミュージックビデオは愛媛県大三島、伯方島で撮影し、風光明媚(めいび)な海の風景が映し出される。船に向かって手を振るような振り付けもあり、「瀬戸内海を拠点とするSTUらしい曲」と3人は胸を張る。

 グループは昨年3月に結成。デビュー前に7県を巡るツアーを行ってきた。張は「ダンスが苦手な私に、仲間が家まで来て教えてくれた。ツアーを通じて絆が深まった」、石田も「たくさんの支えがあってステージに立てていると感じ、一回り成長できた」と着実に歩を進めてきた。

 当初予定していた昨年11月のデビューが延期になったものの、藤原は「取材を受けたり、街で名刺入りのティッシュ配りをしたり、自分たちをPRする時間になった」と前向きだ。

 「たくさんの人に愛されるグループに」「もっともっとSTUの知名度を上げたい」「アイドルとしての自分の武器を早く見つけないと」―。国民的アイドルへ、抱負を語る目は輝いていた。

 デビューシングル発売記念にCD購入者を対象に握手会を開催。岡山では4月14日にイオンモール岡山(岡山市北区下石井)で行う。

山陽新聞デジタル

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