沖縄伝統舞踊保存協会 第31回定期公演
玉城流琉扇會 平田行正琉舞道場
伊禮京子・大城美恵子・浜元良美
座安栄子・神田千代子・平田恵乃
2016年
この踊りは雑踊り(ぞううどぅい)で明治20年代に玉城盛重(たまぐすく せいじゅう)師によって振り付けられ、辻遊郭の外れにあった芝居小屋で踊られていたそうですが絶えず新しい振りを考えたりしたようだと言われています。
また衣裳も初めのうちは帯を結んだり、うしんちーの上に袖なしのちゃんちゃんこを着たりと色々試し、時がたつにつれて洗練され、現在の美しい衣裳、踊りに昇華しました。
故里を遠く離れ、そこに残した愛しい人を偲ぶ心情を浜辺で友を呼びながら悲しそうに泣いて飛んでいる千鳥に託して踊りで表現しています。
歌詞の前三節は旅のわびしさを謳い、最後の一節では旅人を送る側の心境を謳っています。
手の柔らかい動き、軽やかな足さばき、こねり手、おし手、月見手、思い入れのあごあて等様々な技法が取り入れられています。
歌詞
1.旅や浜宿り 草の ヤレ 葉の枕
(たびやはまやどぅい くさぬ ヤレ ふぁぬまくら)
寝ても忘ららぬ 我親の ヤレ 我親の御側
(にてぃんわしららん わやぬ ヤレ わやぬうすば)
※千鳥や浜居てちゅいちゅいな
(ちぢゅややはまをぅてぃちゅいちゅいな)
〈旅に出たら浜に宿り草の葉を枕にして寝ますが
そんな時に寝ても忘れられないのは故郷の父母の側で生活した日々のことです
千鳥が浜辺でちゅいちゅい鳴いています〉
2.旅宿の寝覚め 枕 ヤレ 側立てて
(たびやどぅぬにざみ まくら ヤレ すばたてぃてぃ)
思出すさ昔 夜半の ヤレ 夜半の辛さ
(うびじゃすさんかし ゆわぬ ヤレ ゆわぬちらさ)
※繰り返し
〈旅の宿で夜半目覚めて枕を側に立てて
昔のことを思い出す切なさよ〉
3.渡海や隔めても 照るつ ヤレ きや一つ
(とけやひじゃみてぃん てぃるつぃちやふぃとぅつぃ)
彼処も眺めよら 今宵の ヤレ 今宵の空や
(あまんながみゆら きゆぬ ヤレ きゆぬすらや)
※繰り返し
〈遠く海を隔てて暮らしていても照る月は一つ
故郷でも今宵の空を眺めているだろうか〉
4.柴木植て置かば しばし ヤレ ばといもり
(しばきうぃてぃうかば しばし ヤレ ばといもり)
真竹植て置かば 又も ヤレ いもり忍ば
(またきうぃてぃうかば またん ヤレ いもりしぬば)
〈雑木を植えて置くのでたびたび来て下さい
真竹も植えて置きますのでまた会いましょう〉
#琉球舞踊 #沖縄 #伝統芸能 #伝統文化 #踊り #レッスン #古典音楽 #琉球 #お稽古 #男性舞踊家 #組踊 #公演 #浜千鳥 #ちぢゅやー #紺地 #雑踊り

MASK9.COM - FOR YOU, WITH LOVE.