福岡県にある老舗旅館が週に1回以上行うべき大浴場のお湯の交換を年に2回しか行っていなかったことがわかりました。昭和天皇も訪問したことのある老舗旅館で何が起きたのでしょうか?

■お湯の交換は“年2回だけ” レジオネラ菌は“3700倍”

NEWSDIG 久保田智子 編集長
ずさんな管理が発覚したのは福岡・筑紫野市にある二日市温泉の「大丸別荘」です。1865年から創業していて、昭和天皇も宿泊したことがある老舗旅館だということです。

どのようなずさんな管理だったかといいますと…。

県の条例では浴槽が循環式の場合、週に1回以上、浴槽水の“完全交換”をすることになっているんですが、この旅館では年2回しかしていなかったということです。

これによって何が起きたかというと、2022年11月の保健所の抜き打ち検査で、基準値の最大3700倍のレジオネラ菌が検出されたということです。

■レジオネラ症で死亡するケースも 違法状態は少なくとも2019年から

久保田編集長
レジオネラ菌に感染すると「レジオネラ症」を引き起こします。症状はせき・高熱・肺炎などがありますが、2022年3月に兵庫・有馬温泉「かんぽの宿」を利用した70代男性がレジオネラ症で死亡しています。

今回、どうして発覚したかといいますと、実はレジオネラ症を発症した人がこの大丸別荘を利用していたことがわかり、保健所が2022年8月に調査をしました。そのときに旅館側は「湯の取り替えは適切だった」と話していたんです。

ただ、今回問題が発覚したことによって改めて社長に話を聞きました。このように話しています。

二日市温泉「大丸別荘」社長
「毎分70リットルのお湯を入れているが、それで入れかわっているという認識があった。認識が甘かった」

小川彩佳キャスター
条例では週1回の交換が必要だということになっていますし、調査に対しても適切だったと答えている。これは虚偽報告ですよね。

山本恵里伽キャスター
ただ今回のことで温泉街全体の風評被害にも繋がらないで欲しいなと思います。ルールを守っているところもあると思いますから。

久保田編集長
この違法状態、少なくとも2019年から行われていたとみられていて、県は罰則規定を適用できるかどうか確認をしているということです。

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