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まず、そもそもとして、
イエモンというバンドほど
個性が際立ってるバンドも中々無いと思うわけです。
通常、有名かつ人気で
個性も際立ってるバンドは
後から出てくるアーティストに
少なからず影響を与えるはずなのに、
僕が知る限り、
イエモンっぽいバンドって他にいないんです。

それだけでも、いかにイエモンが
「唯一無二の個性」を持っているかと
これを伺い知る事ができるんですけど、
では、何がイエモンを
唯一無二としているのか
それはもちろん
まずは吉井さんの、あの
モノマネされにくい歌唱力とか
あのメロディセンスもあると思うんですけど、
そこプラス、ヒーセさんのベースにも
唯一無二たる要因があると思います。

その象徴が、サンダーバードです。

まず前提として、
「ヒーセさんと言えばサンダーバード」
という、
この方程式は、もはや代名詞となっています

これは以前このチャンネルの
ウエノコウジさんの回でも
お伝えした事なんですけど、

「何々といえば誰それ」という連想を
真っ先にさせてしまう、そんな
専売特許を持っているミュージシャンは
人様に覚えてもらうという部分で
めちゃくちゃ有利だし、
個性という意味で完璧なわけです。

そんなサンダーバードなんですけど、
その特徴としては、
#HEESEY さんが出されている
教則ビデオが凄くよくわかります。
まずそのルックスは
一発で覚えてしまうくらいの
インパクトがあります。
そしてその音色も、
深く豊かな低音と、中音域が強調された、
とてもパワフルな音が出ます。

このパワフルというのが癖モノで、
一つ間違えると、
何を弾いてるかわからなくなる
そんな側面もあるんです。

そんなパワフルなサンダーバードで
音の輪郭をハッキリさせて
しっかりとフレーズを歌わせている所に
ヒーセさんのすごさがあるんですけど、
じゃあどうしているかというと、
そのポイントの1つに、
ヒーセさんのピッキングがあると思います

その特徴は、大きく2つあります

☑︎ピックは、弦に対して平行に当てている
☑︎ピッキング自体めちゃくちゃ強い

まず、
「並行式ピッキング」に関しては
以前、黒夢人時さんの回でも
お伝えしたんですけど、

簡単にいうと、
ピックと弦の設置面積が広く、そのぶん
ピックに対する、
弦の振動抵抗も大きくなるので
右手の負荷が高くなるという
そんな側面があります。

そしてピッキングの強さなんですけど、
これは以前
英語版のラルクテツヤさんの回でも
お伝えしたんですけど、

右手が力むと、それに連動して、
同じだけ左手も力んでしまう傾向があります

つまり、ピッキングが強ければ強いほど
音程を司る左手からは
軽やかさが失われる
そんな傾向があるんですけど、
ヒーセさんの左手は物凄く軽やかなんです。

その一方で
これはヒーセさんご本人が
インタビューで言われてた事なんですけど、
「ピッキングが強すぎて
歯を食いしばってる。」と。

それほどまでに強いピッキングで
あのパワフルなサンダーバードを
弾いてるわけで、
それを、
ライブやレコーディングといった
長丁場でもやり通してしまうのは
凄いと思います。

そんなヒーセさんの個性は
フレーズ面にもあらわれています。

というのも、ベースライン構築にあたって
1拍目、2拍目、そして3拍目の
それぞれの拍に持たせる役割を
曲に応じて使い分けているからです。

具体的にいうと、
☑︎1拍目のウラに音を入れるかどうか
☑︎2拍目のウラは8分にあるか16分にあるか
☑︎3拍目の表に音を入れるかどうか

まず1拍目のウラなんですけど、
この場合の多くは、
2拍目にも、8分のウラに音が入ります。
これは例えば
ブリリアントワールドなんかが
そうなんですけど、
ビートに力強さを伴う、
いわゆるスタンダードなロックのビートになります。

その一方で、
2拍目は16分のウラに音が入る
例えば楽園なんかがそうなんですけど、
軽やかだったり、雄大なビートになります

勿論この他にも、
色んなパターンがあるんですけど、
個人的には、この2つのビート、
そして、その使い分けが
凄く個性的だと思ってるんですけど、
その上で特に印象的なのが、
アルバム「パンチドランカー」に収録されている「ゴージャス」です。

この曲、一見1拍目ウラに音を入れる
スタンダードビートと思わせておきながら
3拍目の表の音が無いんです。
しかも、あの速いとも遅いとも言えない
絶妙なテンポの中で、
ほぼ1音ごとに音階が変わる、そんな
言うならば、
気だるい感じのビートを弾いていて
これがめちゃくちゃ難しいんです。

このゴージャスの気だるさ具合に
ヒーセさんのリズムキープの凄さが
物凄く出てると思うんですけど、
どうしてここまで正確に
リズムキープができるのか
そこを僕なりにBun析してみた所、
ヒーセさんの、
姿勢の良さが効いてるんじゃないかと
思ったわけです。

そして、その姿勢の良さが
ヒーセさんの
オーラにも繋がってると思うわけです。

まずオーラなんですけど、
これは以前ジュディマリ恩田さんの回で
詳しくお伝えしたんですけど、

簡単にいうと、
実際の身長以上に大きく見える事と
僕はそのように定義してるんですけど、
ヒーセさんの場合は、
身体の動きに連動する髪型
低く構えたベース、そして
あの姿勢の良さが
ヒーセさんのオーラを作ってると思います。

そしてこの姿勢の良さは
ピッキングにも良い影響をもたらします。

というのも、
姿勢が良い事で、
ピッキングのリズムに
安定をもたらしてくれるからです。

例えばもし
指や手首だけでピック弾きをしようとすると、
元々の筋肉の量が少ないので
すぐに疲れてしまいます。

一方で、姿勢が良いと、
腹筋や太ももと連動できるようになります。
言うならば、
身体全体でリズムを取る動きを
そのままピッキングにも使えるわけで、
当然、筋肉量の多い箇所を使った
ピッキングなので疲れにくく、
安定した演奏が出来るわけです。

そしてこの安定したピッキングが
ヒーセさんのとんでもない能力に結びつきます。
それが、ハモリです。

というのも、#THEYELLOWMONKEY は、

曲によっては
メロディとベースラインで
リズムが全く違うのに、
ヒーセさんは、
両方をへっちゃらでやってしまうんです。

例えば童謡「かえるのうた」でいうと、
メロディはいわゆる4分音符間隔で進んでいきます。

その上で
ベースラインとして
そのリズムや音階をどう足すかによって
ロックとかソウルとか、
音楽的なジャンルが決まってくるんですけど

一般的に、
ボーカルとベースのリズムがバラバラでも
成立するのは、
そもそもがボーカルとベースは
それぞれ分業できるからです。

一方でヒーセさんは、
それぞれリズムの違う
歌とベースの両方をバッチリやってて、
しかも吉井さんの、あの歌の節回しを含む
独特の揺らぎにちゃんと寄り添ってると
これとんでもない事なんですけど、
その裏には
あの安定したピッキングがあるんじゃないかと、そう思ったわけです。

ちなみに、このゴージャスが収録されている
アルバムの「パンチドランカー」を
初めて聞いた時、
相変わらずサンダーバード
かっこいいなとか思ってたんですけど、
後々になって調べてみると、
実はヒーセさん、このアルバムで
サンダーバードを一切使ってないんです。

それは例えばスティングレイとか
プレベとかなんですけど、
やっぱり強いピッキングで、
パワフルなサウンドが一貫しています。

この、
使う機材を変えても
結局ヒーセ節やヒーセサウンドになる
というのは、

正に弘法筆を選ばず、ならぬ
ヒーセ、ベースを選ばずなわけで、
その根源となっているのが、
あの強いピッキングと、
姿勢の良さだと、そう思うわけです。

そして、この
「どんな機材でも自分サウンドが出せる」という絶対的な個性や実力が、
結果的に
ヒーセ=サンダーバードと
そういう印象をより強くしていて、
だからこそ、
ミスター #サンダーバード なんだなと
そう思ったわけです。

関連動画

0:00 オープニング
1:15 代名詞を持つ強み
1:45 サンダーバードとは
2:44 ピッキングの凄さ
3:57 フレーズ面について
4:30 ブリリアントワールド
5:02 楽園
5:26 ゴージャス
6:49 オーラについて
7:28 ピッキングのコツ
8:21 歌とベースのリズムは違う
9:53 エンディング

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